必要なのは、CATに対応できる翻訳者

必要なのは、CATに対応できる翻訳者

MRI語学教育センターでは、CATを使用した翻訳学習が可能です。

現在、産業翻訳の翻訳会社では、翻訳管理システム(TMS:Translation Management System)を使用して翻訳プロジェクトを管理することが一般的となっています。TMSの活用により、翻訳の受注から、翻訳者の手配、翻訳・校閲作業、納品といった一連のプロジェクトをより効率よく管理できるようになりました。

そうしたなかで、翻訳者への翻訳依頼や翻訳作業についても、TMSに搭載されたCATツール(翻訳支援ツール)を使用することがスタンダートとなってきました。

今までは、「品質」が最重要視されてきた産業翻訳者の世界ですが、そこに「CATへの対応」が欠かせない要素となりました。

CATとは?難しいことはなにもありません。

CATツールとはComputer Assisted Translation Toolsの頭文字をとったもので、日本語では「翻訳支援ツール」と呼ばれています。TMSやらCATやら、何だか難しく思えるかもしれませんが、WordやExcelと同様に基本の使用方法さえマスターすれば、誰でも簡単に操作することができます。

CATを使用しない翻訳の場合、翻訳者はWordやExcel、PowerPointなど、翻訳会社やクライアントが指定する形式で訳文を作成し、作成したファイルをメールやクラウドを利用して納品します。CATを使用する場合は、翻訳者が自身のIDとパスワードでCATにサインインし、CAT上で翻訳を行い、翻訳が完了したらCATからダイレクトで納品することができます。実案件では、TM(翻訳メモリ)を作成したり、TB(用語集)やMT(機械翻訳)を組み込んだり、QA(品質管理)チェックを実行したり、CATを利用することで、翻訳者もより効率よく翻訳作業ができるようになります。

MRIなら追加費用なくCATを使用した翻訳学習が可能です。

翻訳者に「CATへの対応力」が求められているにもかかわらず、どう身につけたらよいかわからない、という声が多いのも事実です。MRI語学教育センターでは、Step2講座の受講生にクラウド型のCATツールを搭載したPhrase TMSのアカウントを無料で発行しており、受講生はPhrase TMSを実際に活用しながら課題の翻訳に取り組むことが可能です。受講生の費用負担はありません。ぜひ、受講段階からCATへの対応力も身につけ、産業翻訳者への一歩を踏み出してください。

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