高校生のためのファシリテーション講座

高校生のためのファシリテーション講座

高校生のためのファシリテーション講座

講座のゴール

生徒がプロジェクトや話し合いを促進するスキルを身につけること

講座で身につく力

  • 自分を集団で活かす力
  • 自分が集団を活かす力
  • 対話力
  • ロジカルシンキング
  • クリティカルシンキング

ファシリテーターとは

プロジェクトや話し合いを創造的に促進し、
参加者全員の能力を引き出しながら、場の力を最大化させる人。

ファシリテーターとは、聴く・問う・引き出すなどのコミュニケーション力と、論点を絞る・整理する・創造するなどの思考力を駆使しながらプロジェクトや話し合いを創造的に促進していく人です。場を仕切ったり積極的に話したりするのとは違い、参加者全員の能力を引き出しながら、場の力を最大化させる重要な役割を担います。

現代社会は、問題や課題が多様なだけでなく、そこに関わる人や価値観などあらゆるものが多様性に富んでいます。これまで通用してきた価値観や方法だけでは解決できない「話し合い」の場が増えることが想定されます。
全員の利益を考える社会、話し合いのために活躍するのがファシリテーターであり、新しいリーダーシップ像として注目されています。

ファシリテーションスキル例

ファシリテーションスキル例

  • 場をつくる
  • 嚙合わせる
  • 聴く
  • 書く(描く)
  • みる
  • 整理する
  • 伝える
  • 拾う
  • 問う
  • 深める
  • 引き出す
  • 創造する
  • ずらす
  • 動かす

講座内容 (各回2時間の例)

第1回

●講義「ファシリテーターの役割」
●「理想の会議の現状」「理想のチームと現状」を把握する
●講義&演習:スキル①「場をつくる」【参加度を上げるには】
物理的空間(机の配置、グループサイズ、グループの分け方
雰囲気づくり(アイスブレイクの意味、グランドルール、開放の効果)brスタート地点を合わせる、ゴールの共有

第2回

●講義&演習:スキル②「プログラムデザイン」【参加者を楽にするには】
発散から収束
図解とフレームワーク
質問の種類(プッシュ型とプル型、オープンとクローズド、タモリとさんま)
質問の罠(質問に見せかけた意見、答えを求めない質問、救済的質問)
ふりかえる(ふりかえりの重要性、ツァイガルニク効果、成長、変容)

第3回

●講義&演習:スキル③「みる・きく・ひろう」【化学反応を起こすには】
「聞く」から「聴く」へ(傾聴、言語/非言語メッセージを読む)
リフレーミング(反復とずらし、視点をずらして引き出す)
漏れなく重複なく
心理学からの忠告(同調、リスキーシフト、自信過剰、自己チュウ)
行き詰まり(繰り返し歓迎、3つのP;purpose, perspective, position)

第4回

●演習「ファシリテーター実習」
創造する(論理の整理、ゼロサムからwin-win、完璧にこだわらない柔軟性、新しいものの創造)
対立解消(異見はチャンス)

※1回につき2~4時間ほどのまとまった時間を確保していただくと効果的です。
※上記プログラム以外に1 回完結講座などのご要望も、お気軽にご相談ください。

講座形態・費用

講座形態講師派遣(講師が貴校にうかがって講座を行います)
人数10~80名ほど
費用目安2時間あたり33,000円(税込・交通費別)
※講師謝金の規定等がある場合はご相談ください。
高校生からの質問シートより
(各回、質問シートを配布し、次回に全員に回答を配布しています。)
  • 「ファシリをしていても自分の中での意見が出てきてしまって公平に欠けることがあるかもしれないです。ファシリとしての冷静さを失わないコツはありますか?」
  • 「ファシリテーターの存在と絶対的なリーダーの存在は相反するものなのか気になった」
  • 「ファシリテーターは、他の参加者よりもよくテーマを理解していないといけないのですか?」
  • 「話し合いのやり方が上手でも、一人一人のやる気がなかったら、話し合いは進まないと思います。だから皆をやる気にする方法や、やる気のない人への対応を教えてほしいです」
  • 「クラスには文化祭にやる気がある人もいれば、そうではない人もいて、そのことが話し合いの邪魔をしているのではないかと考えましたが、どう解決したらよいのかわかりません」
  • 「班で話し合いをするときにみんな『なんでもいい』しか言わなくて困っているけどどうしたらいいですか?」
  • 「意見を出す人が固定しないようにするために必要なことをもう少し詳しく知りたい」
  • 「例えば5班分の意見をまとめて、一つの案を作るとしたら、どのようにまとめるのが効率がよいか、方法について教えてください」

お問い合わせ・教材のご購入
・お申し込みはこちらから

教材や研修についてご質問がございましたらお気軽にご相談ください。
教材のご購入や研修のお申込みもこちらから行えます。

関連サイト